聖書のお話の説明に使えるマインクラフト

CSお話

今や子どもたちに大人気ゲーム「マインクラフト」通称「マイクラ」

私自身は、マイクラをプレイすると酔ってしまい、まったく楽しめないのですが💦 

我が家の子どもたちが楽しそうにゲームをしていたり、YouTubeのゲーム実況からは本当にたくさん学ばせていただきました。とにかく、このゲームは、教会学校で使える!と思っています。

聖書のお話をするとき、私はなるべく子どもたちが実感できるようにという点を気を付けて話します。

聖書の話はお伽話でも創作のお話ではありません。実際に生きていた人たちの話がたくさんあります。聖書の時代は、電車もバスも新幹線もありません。移動するだけで大変、ということを伝えたいけれど、まったく実感がわきません。私自身も1日中歩き続けるなんて経験したことないですから。

ところが!これを実感できるのがマインクラフトなんです!

「馬無し、エリトラ無し、で1万座標を徒歩で移動するってどう?けっこう大変でしょう?平原じゃなくて、山超えていくやつね。これが、クリエイティブモードじゃなくて、サバイバルモードだからね。お腹もすくし、襲われる心配だってあるんだからね。」

と言うと、マイクラをプレイしたことのある子はだいたい理解してくれると思います。

 そもそも聖書の話に突然マイクラの話が出てくるので、「お?」となって耳を傾けてくれやすくなります。食いついてくれたら、そのまま何事もなかったかのように本筋の話をしていく、というのを話によっては取り入れています。

 また、ノアの箱舟は、さらっと話してしまいがちで、なんか1週間くらいで作れたんじゃないかのような勢いで話してしまいます。神さまのお告げの絵→作り始める絵→完成の絵、みたいな感じで。聖書の記述だって創世記の6章だけです。

・・・・・いやいや、めっちゃ大変やで!

私はマイクラで箱舟を作ってみようと実際の大きさに整地(地形を整えて、更地のようにすること)をしてみたのですが、子どもたちにも手伝ってもらったにもかかわらず整地だけで終わってしまっています。大変で、もうやりたくない・・・💦ゲームでも大変なのに、ノアさん、自分と息子3人だけで、あの箱舟作ったのマジですごくない?を実感しました。リアルに斧どれだけ壊れるのよ?って世界だと思います。

 マイクラをあまりご存じない方のために補足しますと、マイクラの世界では木の棒と木、石や鉄などで、斧を作ることができます。その斧は、普通に使っているとどんどん耐久値が減っていって、最後には壊れてしまいます。そうすると、また作り直さなくてはいけないのです。(ある程度プレイするとエンチャントという魔法が使え、「修繕」というのを付与すると壊れずにずっと使い続けることができるのですが。)コマンドと言って、一気に作る方法もあるのですが、ノアが実際に作ったときは、機械だってないので、本当に素手で作っていたのか?と想像するだけで、マジですごくない?と思ってしまいます。神さまに言われた、というだけで、ここまで作り切って従えるというのは並大抵のことではない、と思わされました。

 全然実現する気配はありませんが、いつか子どもたちとマイクラの世界で、「ノアの箱舟をサバイバルモードで完成させよう!」みたいなのをやってみたいな、とこっそり思っています。

 何かのお役に立てれば幸いです。


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